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2015-07-07

Hard-Boiled Wonderland And The End Of The World をこのところずっと聴いていた。職場への往復でいつもAudiobookを聴いている。もう何回も聴いた話である。裏の世界で影の提案通りに、地図を作るあたりのところで、急にバッテリーがなくなってしまった。それで、バッテリーを充電したら、また最初に戻ってしまった。また、最初から聴き直しのようだ。また、このAudiobookは何回も聴き直す必要があるとは思う。

はっきり言うとよく分からない小説だ。英語版だと日本語の原文をかなり省略しているそうだ。そのために分かりにくくなったのか。もっともこの話では、仕方がない面もあるだろう。英語版だけでもかなり長い気がする。あの独特の世界の中に入っていくのはかなり覚悟を決めないと行けない。

裏の世界では、主人公は頭蓋骨を読む。dream reading という仕事である。雰囲気的には面白い。old dream を読んでいく。ただ読んでいくだけの仕事。Haruki Murakami は何を言いたいのか。表の世界でも図書館があり、司書の女性との情事がある。裏の世界でもlibrarianの女性が出てくる。でも彼女はmindを持っていない。それはshade と6歳の時に分かれている。

このshadeの使い方は『影を売った男』からの影響があるのか。シュミッソーでは、悪魔に影を売る話だ。結構単純で分かりやすい。しかし、Haruki Murakami の話は複雑に絡み合っていて、gatekeeper や colonel 等の役目も分からない。書いてある本人も別につじつまは合うことは期待していないだろう。

しかし、最初から聴いていくのは、いい。別に謎解きをしようなどとは考えていない。考えてところで、謎が解けるものでもないから。謎めいた断片を提示してもらうだけ、それを組み立てるのは聴き手である我々の仕事だ。

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